仲谷 颯仁 | TOP ROOKIE 2019|ボートレース

TOP ROOKIE 2019

2017 G1 WINNER

hayato nakatani 4848仲谷 颯仁

迫力のあるターンで
グランプリに行きたい!

Information 2018年3月現在

  • 生年月日:1994/8/20
  • 支部:福岡
  • 出身地:福岡
  • 身長:163cm
  • 体重:51kg
  • 登録期:115
  • 級別:A1
  • 血液型:O

仲谷 颯仁 選手の Special Movie

水神祭記録

レーサーズ図鑑

初出走
2014年11月5日~ ボートレース若松 一般
初1着
2015年2月13日~ ボートレース若松 一般
初優出
2016年8月9日~ ボートレース若松 一般
初優勝
2017年1月6日~ ボートレース唐津 一般

Q & A

Qトップルーキーに選ばれていかがですか?
A感謝しています。
トップルーキーに恥じないように頑張ります。
Qレース前のルーティーンはありますか?
Aありません
Q同世代でここは負けない!というところはありますか?
Aターンと気持ち
Qリラックス方法をおしえてください。
A寝る
Q今後の目標を教えて下さい。
A今年はグランプリに行きたい

仲谷 颯仁 選手の
ここがすごい

SGの表彰台を目指す
北九州の風雲児

いまやルーキー世代の看板選手だ。ブレイクしたのは17年。1月にからつで初優勝を飾ると、すぐにG2モーターボート誕生祭でも優出。9月にはプレミアムG1ヤングダービーで準Vを飾って、一気に全国区のスターに名乗りを上げた。この年の暮れには、グランプリシリーズでSG初出場。デビューして3年の若者がSGに駒を進めたのは、近年では異例のスピード出世と言ってよい。

18年はG1初制覇も果たし、未来のSGウイナーとしての地位は確立されたと言えるだろう。その18年はSGにも5回出場を果たしており、早くも常連レーサーとなりつつある。今のところSGでの予選突破経験がまだなく、19年はそのハードルをまずは越えたいところだ。そして、見据えるのはもちろんその先。順調に経験を積んでいけば、表彰台のてっぺんで声援に応える日が来るのは、そう遠いことではないはずである。

TOP ROOKIEの横顔

硬くもしなやかな
刀剣のごとく

「デビューして3年以内にSGに行く!」。ルーキーの絶対的牽引役・仲谷颯仁は当初目標を現実にした。2017年のSGグランプリシリーズ戦参戦である。115期の先頭を走るだけでなく、羽野直也と並び『九州ツートップ』と呼ばれるにふさわしい躍進ぶりは翌2018年2月につながる。九州ダービーで初のG1タイトルを取ったのだ。そして、「記念のひとつだと思っていましたが、勝てたことで地区代表の責任を感じるようになりました」と語った。よく『役職が人を育てる』というが、『タイトルがレーサーを育成することもある』のだろう。ちなみに、養成所時代は7.99で同期1位の勝率をマークしている。これもプロとしての使命感や勝負根性につながっているに違いない。

「気合は入れますが、力が入り過ぎないように…」と語ることもある仲谷のレースの特徴は、破壊力。スピードと旋回力で相手をねじ伏せるスタイルだ。『剛の仲谷・柔の羽野』と呼ばれるゆえんである。

しかし、近況は変化が見られるのではないだろうか。何が何でも、という一本気な戦法だけでなく、鋭くまくり差して懐に飛び込んでくることもある。相手に応じて動く柔軟性が随所で発揮されるようになってきた。

それは、硬いだけの刀剣は無理な力に負けて折れてしまうが、よく切れて折れない『名刀』は、硬くもしなやかであるということと同義なのではないだろうか。著名な刀鍛冶に直接伺ったことだが、『名刀』はそのふたつを兼ね備え、なお姿がいいという。硬さと粘りがひとつのかたちの中で融合するように、仲谷颯仁のレースも練り上げられてきているのではないか。

将来を嘱望される若者が鍛錬を積み洗練されていく過程を、レースを通じて感じることができるのがボートレース…。仲谷颯仁はその典型だ。

仲谷 颯仁 選手のこのレースがすごい!2018

2019年若松G1 第64回九州地区選手権競走 最終日 優勝戦 (2月20日)G1初優勝でさらなる高みを目指す

2017年から頭角を現し、ヤングダービーでも準V。グランプリシリーズでSG初出場も果たして、仲谷颯仁は注目のルーキーとして2018年を迎えている。年明け早々には徳山周年で優出も果たしており、タイトル獲得は時間の問題と目されていた。

これが本当に“時間の問題”なのであった。その徳山周年の次節、九州地区選手権だ。初日にいきなり連勝発進を見せると、6着が1回あったものの、快調に予選を進める。終わってみれば予選トップで、並み居る先輩たちを従えていた。

準優勝戦もトップスタートから危なげなく逃げ切ると、優勝戦は前付けもあって深い起こしとなるなか、ひるむことなくインからコンマ04のトップスタート。鮮やかに逃げ切ってみせた。G1初優勝で、さらにボートレースクラシックへの出場権ももぎ取った。18年のさらなる驀進(ばくしん)が約束される優勝だったと言えるだろう。